小児歯科

一人ひとりのペースに合わせた丁寧な診療

初診に1時間をかけ、お子様との信頼関係を築くことから始めます。無理に治療を進めることはせず、お子様の気持ちに寄り添いながら段階的に治療を行います。

高倍率ルーペによる精密な治療

歯科医師・歯科衛生士全員が拡大診療ルーペを使用し、小さなお子様のお口の中も精密に診査・治療いたします。微細な初期むし歯も見逃しません。

痛みに配慮した優しい治療

表面麻酔を使用し、お子様の負担を最小限に抑えた治療を心がけています。「痛くない」「怖くない」歯科医院として、安心して通院していただけます。

プレオルソによる小児矯正

成長期のお子様の歯並びや口腔機能の改善に、プレオルソを用いた治療を行っています。早期の介入により、将来的な本格矯正の必要性を減らすことができる場合があります。

半個室での落ち着いた環境

半個室の診療室でプライバシーを保ちながら、お子様がリラックスして治療を受けられる環境を整えています。

将来的なお口のトラブル予防

乳歯の健康は永久歯の健康に直結します。早期からの適切な口腔ケアにより、将来的なむし歯や歯並びの問題を予防できます。

正しい口腔習慣の確立

幼い頃から正しいブラッシング方法や生活習慣を身につけることで、生涯にわたって健康な歯を維持する基盤を築けます。

歯科医院に対する恐怖心の軽減

段階的で優しいアプローチにより、お子様が歯科医院に慣れ、将来的にも定期的な歯科受診を継続しやすくなります。

早期発見・早期治療

定期的な受診により、むし歯や歯並びの問題を早期に発見し、最小限の治療で改善することができます。

乳歯のむし歯の特徴

乳歯は永久歯と比べてエナメル質が薄く、むし歯の進行が早いのが特徴です。また、痛みを感じにくいため、気づいた時には進行していることがあります。

むし歯になりやすい部位

1. 初診・カウンセリング（約1時間）

お子様とのコミュニケーションを大切にし、お口の中の状態を詳しく確認します。保護者の方からのご相談やご質問にもしっかりとお答えします。

2. 治療前のトレーニング

治療が苦手なお子様には、まず「はいしゃさん」に慣れてもらうためのトレーニングから行います。歯科用チェアに座る練習や、器具に触れてもらうことから始めます。

3. 段階的な治療

小さなむし歯の治療から始め、徐々に麻酔が必要な治療へと進めていきます。お子様の成長とペースに合わせて無理なく進行します。

4. 予防処置・メンテナンス

フッ素塗布やシーラント、ブラッシング指導など、むし歯予防に重点を置いたケアを継続的に行います。

軽度のむし歯（C1）

エナメル質に限局したむし歯です。痛みはほとんどありませんが、早期の治療により進行を防ぐことができます。レジン（白い詰め物）で修復します。

中等度のむし歯（C2）

象牙質まで進行したむし歯です。冷たいものや甘いものがしみることがあります。MTAセメントを使用した神経保護治療を行う場合があります。

重度のむし歯（C3）

神経まで達したむし歯です。激しい痛みを伴うことがあります。可能な限り神経を保存する治療を心がけますが、場合によっては神経の治療が必要になります。

フッ素塗布

歯の再石灰化を促進し、むし歯菌の活動を抑制します。特に乳歯や生え変わったばかりの永久歯に効果的です。定期的な塗布により、むし歯予防効果が持続します。

シーラント

奥歯の溝を樹脂で埋めることで、むし歯を予防する処置です。フッ素を含んだ材料を使用し、長期間にわたって予防効果が期待できます。

ブラッシング指導

お子様の年齢と発達段階に応じた歯磨き方法をお教えします。保護者の方には効果的な仕上げ磨きのコツもアドバイスいたします。